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2、自分のすがた。

言い換えると、そうすることによって自分にとっての現実という、限られた世界の中で生きて行くことが許されるのである。そうした限られた範囲の中でしか生きて行けないのである。あるいは、そのようにして生きて行くしかないように、あらかじめ出来ているのである。

そして、これが生きている本人にとっての現実の世界なのである。そして実は、そうしたことが本人の表情や仕草、動きや身体のポーズにそのまま現れてくるのである。そしてこれは個体に限らず、種や民族や国家についても同じように言えることなのである。

そうやってしか自らを表現し得ないのである。そうやって、現実の世界の中で自分を表現している。そしてこれが現実の中で現れた自分のすがたなのである。

戻る。             続く。


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2020-0123-0225