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3、存在のカタチ。

最初は持って生まれた先天的な生存の様式として始まり、これが現実世界の移り行く自然と社会の変化の中で、自らのライフスタイルの変化として現れる。これは自分が学習して獲得した、後天的な適応なのである。

そしてこれが馴れと習性になり、そうしたことの数百世代に渡る繰り返しの中で、本人とその種そのもの肉体内部で生理の作用の変化をもたらし、これが常態化し、肉体の構造とシステム、そしてこのシステムのカタチそのものを変えて行ったのである。

そしてここで言う「システムのカタチ」とは、もちろん目に見える物理的空間的な身体構造の仕組みや、そのサイズと形状だけではない。目に見えにくく気づくこともあまりない、ライフスタイルや生存の様式、生き方、気質や気性といった社会的で歴史的なカタチも当然、変化している。

戻る。             続く。


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2020-0123-0225