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そうした無警戒の状態である。なぜなら、相手の何もかもすべてを受け入れ、また相手もそれを求めるからである。ありのままの、あらわで剥き出しの状態である。 服も脱がされ、公(おおやけ)の表情や世間体も消え去って、心身共にハダカの付き合いとなる。そうやって、お互いが交流し交感し共有される。肉体的にも精神的にもそうである。自分と相手を隔てる境界線が消えて無くなっている。 自分と相手の区別がなくなって、他人が自分の中に入ってくる。またそれがキモイ、またはキモチイイと感じるのは、このためである。自分と他人の区別がなくなったのである。自分がだれか分からなくなって、他人との間を行ったり来たり、乗り移り、取り憑き、出たり入ったりしている。 |