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2、サイン。

何が言いたいのかというと、そうやって自分で自分を確かめて納得しているのである。そうした表情なのである。自意識というのが、そうした自分の顔の表情でもって自分を確かめているのである。

この場合、この顔の表情といったものは象徴であり、サインであり、「しるし」なのである。こうした表情を作り出した実際の現実的な要求や動機からは、全く切り離されていて、要はそうした結果、象徴的なサインとしてのみ機能しているということである。

そうして自分を確かめている。そして実は、人間にとっては、これが何よりも大事なことなのである。

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2020-0210-0215