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4、定形化。

しかしまただからこそ、何かしらの印象のサインといったものが、どうしても必要なのである。そしてこのサインといったものが、これが信号となって身体の反射作用や、感覚の感じ方といったものが遂行されているのである。

現実の実際の必要と要求を無視して、それを素通りして、意識と身体が反射的かつ自動的に日常の生活といったものを繰り返してゆくのである。定形化された日常の、存在の形式を維持して行くのである。

そしてこれが自分であると思えてくるし、また、そう思わなければならないのである。そうすることが、自分と自分たちの日々の生活を維持して守ってゆく「コツ」なのである。いつもと違うことをしてはならず、周りと違うことをしてもならないのである。

戻る。             続く。


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2020-0215-0218