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5、根源。

そしてそれが特に意識したり考えたりすることなしに、無意識のまま遂行され続けるのである。そしてこれが私たち人間にとっての日常なのであり、現実といったものなのである。

この場合、条件反射が無意識のまま遂行されて、この条件反射自身の都合だけで、無条件に反射が繰り返され続けられる。そうしたことが自分の中で求められているのである。

習慣が日常となって、それ自体が自分にとって、どうしてもなくてはならないものとなったのである。それが自分の存在の様式となったのである。自分の立場と自意識の根源となったのである。意識と思考と行動の動機となったのである。そして、そこから離れたところに、自分というのが存在し得なくなっているのである。

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2020-0215-0218