index< 日誌 < d無意識 < 24E-40象徴の世界・「条件反射」p8 |
これは肉体内部の条件反射が生み出した生活の様式のことであって、習慣とライフスタイルのことであって、従ってまた、そのことが自分にとって何よりも大切な、自分自身の証明となっているのである。自分が自分であり続けるというのは、このことなのである。 それは社会における自分の立場と地位のことであって、自分が社会から与えられ認められた居場所なのである。だからまた、これこそが自分にとっての正義であり、何よりも自分が守らねばならない常識であり、感情なのである。 従ってまた、これに基づいて現実の人間関係が成り立っているのであって、法律や経済システム、そして政治体制や信仰なども、これを正当化し支えるものとして成り立っているのである。そしてこれがこの世界の前提であり、成り立ちの条件なのである。 |