index< 日誌 < d無意識 < 24E-41象徴の世界・「交流」p6 |
自分の中の主観と思い込みに過ぎなかったものが、他者との交流の中で確かめられ、認められ、自分という限界を越えた客観的事実として、現実の中から現れてくるのである。 無視出来ない現実の強制力として、外から自分に迫ってくるのである。そして同時に自分というのが、客観的な現実世界の中の一人として、現実の一部分となったのである。 自分が自分を無視することが出来なくなると共に、夢と空想の世界から追放されて、出て行くことを余儀なくされるのである。そしてこれがコミュニケーションであり、人間関係における交流なのである。 |