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3、意識する表情。

従ってまた、本人の感情のみならず、その表現としての顔の表情やポーズといったものも分裂している。明らかな拒絶という表情が顔の片方だけに現れれる。つまり、相手と接する片側の犬歯のみがわずかに見え隠れしている。軽蔑、無視、嫌悪といった表情がそれである。

相手に対する蔑みと憎しみ、またそれを見下して笑っている、「せせら笑い」といったものもそうである。あるいは反対に、相手に対する哀れみか、それとも何もできないでいる自分に対する、そうした自嘲の入り混じった感情の場合もある。

戻る。             続く。


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2020-0225-0306