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2、捏造(ねつぞう)。

それは、それを惹き起こした現実の原因や理由とは別の、感情自身の中で解決されるべきものなのである。つまり、これが内的必然性であって、自己の自律性といったものなのである。

それが実際にあった理由などと言ったものはどうでも良いのである。要は、自分の中にある感情を沈めて日常に戻してくれさえすれば、それでよいのである。そしてその理由といったものは、このような自分の感情に合わせて捏造された、もしくは現実はそのままで解釈だけが歪曲されるのである。

戻る。             続く。


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2020-0225-0306