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2、変化の基準。

これは時間そのものの問題である。時間とは人間の意識であり、思考であり、推測や感じ方の基準のことなのである。言い換えると、現実の世界というものに変化がなければ、時間という概念は成り立たず、思考も意識も存在しないということである。

意識とは時間を基準にして見た概念の世界であって、現実世界をこの変化を通して人間は何かを意識し、理解し、そしてまた自分の外の現実というものを、自分とは別の世界として意識し、知り、予測するのである。

そしてまた、このような現実の中に秩序や規則、必然といったものを理解できるようになるのである。

戻る。             続く。


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2020-0414-0510