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2、意味の記号化。

それは沸き立ち、燃えて拡がる、そうしたあり様のことを言っている。そうした感覚の感じ方を言っているのである。そうした意味で同じ色としてしか見えないのである。ここでもやはり色が持つ人間にとっての意味や、その実際の必要といったものが、色の区別の根拠にあるように思えてくるのである。

もしかすると「緑」という色自体が、草原や山野での春の新芽の沸き立つあり様を表現していて、そしてここから意味が生み出されて、このあり様を色として表現すると共に、これを頭の中で他の色との違いとして記号化したのである。

戻る。            続く。


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2020-0510-0521