| また、いわゆる伝統色の名称といったものが、たいていの場合に色そのものを指すのではなく、その色を持つ素材の名称でもって、その色の名称としていることからも理解できる（⇒下の画像参照）。 人間にとって見える、または感じる色といったものが、その色が持つ人間にとっての意味や関わり方から来ているということである。ということは反対に、このような人間にとっての意味がないような「色」といったものは、人間から見ると識別されないのである。または、識別のしようがないのである。 それは、人間「にして見れば理解が不可能な、どうでも良い存在でしかないのである。意味の無いものを理解のしようもなく、それ自体が他のものと区別されることも無いのである。 |
戻る。 続く。
index＜ 日誌 ＜ aw色 ＜ 24E-69「色の発見②名称」p8
2020-0510-0521