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4、認められる条件。

そしてこのような立場と利害といった、言い換えれば、研究者にとっての環境といったものが、あるいは研究者になるための条件といったものが、そうした自分たちのシステムの世界を反映していて、そしてその正当性を証明するものとならざるを得なかったのである。

なぜなら、そういう研究者でないと、その社会の中では誰にも相手にされないからである。自分たちみんなの生き方にケチをつける人間を誰も相手にしないからである。そういう人間は要らないのである。そうして誰からも認められず、社会的にも経済的にも生きて行けない状況に追い込まれるからである。

戻る。            続く。


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2020-0510-0521