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5、使命。

だからまた、このような「認められる」または「選ばれた」研究者というのは、迎合するだけが取柄の人間が圧倒的多数なのであって、あるいは現実から目をそむけて、閉じて引きこもったタイプのほぼ例外的な人間だけなのである。

だからまた、こうした研究者というのは、必ずしも現実の真実を表現する者とはならないのである。むしろ、たいていの場合、真実とは反対のことばかり言っている。まるでそれが自分の使命や業務のようにである。

なぜなら、そうした真実とは反対のことが、この世界で生きる誰にとっても、最も都合が良いからである。だれからも支持されるからである。このようにして何もかもが、何も変わらずに誰もが安全で安心して生きて行けるのである。それは現実にケチをつける者であってはならないのである。

戻る。            続く。


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2020-0510-0521