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圧迫される心臓や呼吸の息苦しさ、体内を流れる血流の異常な振幅がそうである。現実に生きていて、僕を動かしている神経と生理の活動といったものが、どこかで途切れたり、異常な不具合につながったり、その中の一部分だけが誇大化したりして、際限なく混乱し、コントロールできなくなっている。 自分の中で自分が分裂し切断されバラバラになって、ワケがわからなくなっていて統合できずにいる。自己の一体性が破壊されている。 そうしたことが、目や耳や肌の感覚の、神経のカスミやノイズ、不具合となって出てきているのである。そしてそれが何かの印象と共に、象徴やシルエット、イメージ゙となって浮かび上がって来ているのである。 |
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