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なぜ、「記号」なのかというと、理由は簡単で、人間が何かを感じ、意識することが出来るのは、外の世界が感覚器官を通して神経の電気信号や循環する生理作用の結果として脳に伝えられ、意識されてくるからである。 外の見える現実というのが、いったん人間の脳の中で神経の電気信号に変換された後、それが脳に伝えられ、そして、脳の中でイメージや映像として再現されるのである。 さらに聴覚や触覚、それに過去の記憶といったものも、これを補完するものとして作用している。それらが全体として連動し作用しあっている。思い込みや、誇大拡張や、印象や象徴といったものもそうである。それに、無意識の反射作用や習性といったものを通して、何らかの行動へと促す符号ないし信号としてもそうである。 |
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