index< 日誌 < c信じるもの< 19-80「自分たち[」p8- |
祖先から受け継がれてきた遺伝がそうであるし、自分の肉体の身体というのがそうであるし、そして現在を生きている自分自身の暮らしの「型」としてのパターンがそうなのである。 そうしたことが自分の中にあって、そして自分の考え方や感覚の基になっていて、そしてこれが、現実の世界のなかで自分を規定し、条件づけているのである。もちろん、自分自身のなかの生理や神経の作用の、自律した特質や固有の特徴といったものもそうなのである。 すべてのそうしたことが自分を支配し、縛りつけていて、そして方向づけているのである。そして、これが現実を生きる自分自身のすがたなのである。宗教や、その文化と社会システムといったものも、そして習慣や性癖の傾向といったものも、そうなのである。 |
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