index< 日誌 < v夢の中< 21-70「ウサギ2:きず」


7、たとえ。


しかし実は、このような場違いな夢を見るキッカケといったものが、自分自身の現実の出来事にもあったのである。そしてこれが、何かしらの無意識の沈んだ、ワケのわからない正体不明な記憶のわだかまりとなって、夢の中から浮かんできているのである。そしてそれが、ウサギの姿を借りて「出て来て」、乗り移って、現れているのである。

そしてこの「現実の出来事」とは、前日の僕と僕の妻との会話である。それは、珍しく妻がマジメな話しをしだして、「人間が生きて行くためには、つきたくないウソもつくし、自分のチカラではどうにもならないことだってあるわよ」との話しであった。



戻る。                     続く。


index< 日誌<  v夢の中、< 21-70「ウサギ2:きず」