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なぜなら夢の中では、そうした現実世界が持つ時間と空間の拘束が無いのであって、また、それ自体が無意味なのであって、そうしたことはどうでも良いもの、どうにもならないし、同時にどうにでもなるものだからである。そしてこれが夢の世界だからである。 すがたカタチや、移り行く時間の流れやその変化といったもの。そうしたことは「かりそめの、どうでもよい、どうにでもなる、何もかもが偽りの作りものに過ぎないからである。少なくとも夢の中ではそうだからである。 では、夢と現実の世界とではどこが違うのだろうか。それは求めるものが違うし、そしてそれが営まれる原理と理由が異なる、ということなのである。現実の世界では、だれもが現実に可能性があるものに興味を示すのである。 |
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