index< 日誌 < v夢の中 < 21-75「ウサギ6:求めるもの」p3


2、営みの保存。


なぜなら、それが自分にとって必要だからである。そのように思い込むということが、どうしても必要だったからである。そうした自己の正当化のための理由なのであり、そしてそのための舞台であり、演出だったのである。

これは現実の出来事なのではなく、現実に似せて作り上げた頭の中の世界なのである。脳ミソが脳ミソのために、そしてそんな自己の正当化のために、それはどうしても必要なことだったのである。これは夢が夢であることの営みなのである。

このようにして脳ミソが脳ミソとして自己を保存してきたのである。ということは、従ってまたそれは脳ミソにとって、そしてまた自己の情緒にとって、その営みのリズムとしてどうしても必要なことだったのである。



戻る。                     続く。


index< 日誌<  v夢の中、< 21-75「ウサギ6:求めるもの」p3