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そうだとすると、それはだれかの意志でもなく、また、それが肉体からさ迷い出た精神でもなく、より一般的で普遍的な、そして誰をもとらえて離さずに支配している精神である。 場所や肉体、そして歴史をも超えて存在する「タマシイ」とでも言ったものが、もっとも当てはまる言い方なのである。そうしたことが、自分でも気づかずに知らないところで、自分を支配し続けているのである。 それはどこかの、これだとハッキリと確定することは出来ないけれども、おおよその輪郭とその方向性、そしてその意味やあり得べき姿といったものを、特定して行くことが出来る「何か」である。まただからこそ、それが私たちにも感じられているのである。 |
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