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9、黙認。


もちろん政治家を含めて、だれもが断じてそんなことはないと言う。しかし、このような人々の生活習慣や常識、シツケやマナーがそうなのである。それしか出来ないようにできている、ということなのである。そしてこれを守るということが、警察のモットーであり、使命であり、職務なのである。

暗黙の了解、無言の合意、気配りと察しの「和の精神」が、嫌が上にもそうした方向へと人々を引っ張ってゆくのである。それには、だれも逆らえないのである。政府や自治体が何を言っても、それを実行するフツーの公務員は、それまでの慣行と常識に従って処理してゆくのである。

だから、これは意図的で意識的な「政策」なのである。それを指示する「上の者」は、何もかも知っていて、そうなることをよく知っていて、それを黙認しているのである。だからこれはやはり、意図的で計画的な「政策」なのである。


戻る。                     続く。


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