| index＜ 日誌 ＜ aj情緒＜ 22-47「情緒の起源」p9 |
| それは、人間の心理とは別の次元なのであって、異なる世界の出来事なのである。このような感覚器官だけの閉じた世界に、人間の心理や情緒などといったものが入る余地などなく、また、それは感覚器官にとってみれば、まったく預かり知らぬことでもあり、別世界の出来事なのである。 このような、感覚器官による直接の感じ方といったものと、心理的な情緒や気分や雰囲気といったものは、まったく別のものとして、切り離して考えなければならないのである。それは人間的な心理や情緒といった感じ方の、始まりの世界なのである。原形であり、初期的な状態なのである。 |
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