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人間のすがたカタチや、その肉体内部の構造や仕組みがそうなのである。そうして変異(または進化)してきたのであり、それは数千数億年に渡る絶え間のない変異の蓄積の結果なのである。そしてその意志とは無関係な、客観的な生存競争と自然選択の結果なのである。 そしてこれが、いまの私たちの現実のすがたを作り出したのである。この現実を生きている、自分自身の肉体の構造と仕組みがそうなのであり、そしてまた、この肉体を離れたところに自分というのは存在しないのである。私たちは、自分の肉体を選ぶことは出来ないのである。 そしてまた、この生きた肉体を通してのみ、自分自身というのを表現し得るのである。さらにまた、この肉体を通してのみ、自分自身というのを知ることができるのである。自分自身の感じ方や、生き方や、存在がそうなのである。 |
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