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7、前兆。


それは現実に見えないものであるとしても、それは頭の中の思考によって特定もできるし、予測し想定し得ることなのである。また、そうした前兆や予備段階といったものとしても、感じることが出来るものなのである。

おおらかで、ボンヤリしていて曖昧であるにしても、それでも予測したり予想もできるし、そうした意味では、やはり理解できるし知ることが出来るのである。そしてそれが向かうところの方向や傾向といったものが、自分にも分かってくるのである。

そして、これを現実にカタチ作る素材や材料といったものも、現在の私たちのすでに目の前にあるものがその前提なのであり、出発点になっているのである。そうである以上、たとえどのような経路をたどるにしても、その行き着く先はある程度予測できるし、推定し、知ることができるものなのである。


戻る。                     続く。


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