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あるいは、物をそのサイズやベクトル(位置・方向・長さ)の集合したカタチとして、そして硬(かた)さや柔らかさ、明るさ暗さ、あるいはまた、温度や湿度、風などの時間的な変化の移り替わりとして見ている。そしてこれらはすべて、数値化し得る相対的なものであって、符号的なものばかりである。それらは共通の基準で人為的に定めたものばかりである。 しかし、そしてまた、数値化・符号化し得るからそれが認識しやすく、記憶もされやすいのである。そうして共通の基準の下に、お互いの比較が可能になり、それを全体としてとらえることが出来るようになるのである。 そしてこれが集団の中で共有されやすく、そして定形化・規格化・最適化されて行くのである。それらを共通の基準の下に整理しカテゴリー化して、それらが全体として秩序あるものとして意識されるのである。 |
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