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3、瞬発的な動き。


不意に瞬間的な危機が迫ってきた場合に、目を大きく見開くのは、自分のまわりの周囲の状況をなるべく速く把握しようと努めているのである。

また、心臓の鼓動が速くなってクチを大きく開くのは、自己の身体各部への空気と血液の供給を迅速に行うためであり、そしてまた、そうすることによって必要な筋肉や骨格への、とっさで瞬発的な動きが可能になるのである。

しかし、これは瞬間的で一時的な表情である。だれもクチを開いたままで居ることはない。その場の状況がそれを許さないのである。すぐにでも実際的な行動に出なければならない。そしてそうした表情や仕草へ移る。


戻る。                     続く。


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