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そうして、自分の感覚や考え方、感じ方といったものが一体となって自分を支配しているのである。そして、これが自分たちの生き方なのであり、自己の同一性なのであって、心の拠り所になっているのである。 そしてこの「自分たち」というのが、自分の自意識になっているである。自分が自分であることの印(しる)しになっているのである。だからまた、それが壊されるのだけは、何としても許せないのである。 それは「自分たち」の思考と行動の標準的パターンであって、それが壊されることがあってはならないのである。それは「自分たち」の印しを失い、自分を喪失する恐れがあるのである。 |
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