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6、非日常の世界。


しかしそれが見えないものであり、とらえることが出来ないものであるという理由から、それがホントに無いものだと言えないのである。人間の感覚になくても、動物にはあるという感覚がいくらでもあるからである。

コーモリやイルカの「ソナー(音響探知機)」、ヘビの目で見る紫外線(熱)、微生物や下等動物の地震直前の電磁波を探知する能力などがそうである。人間に見えないからといって、それがないというのは、到底言えないのである。

そしてまた、人間自身が何かを察して感じているにも関わらず、それに気づかないということも大いにあり得ることなのである。あるいはまた、それに気づいてはならないから気づかないようにしている、ということも大いにあることなのである。


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