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2、必然性。


そうである以上、それが見えるカタチで明瞭に示すことが出来ないにしても、たとえ幻や幻覚に過ぎないものであるとしても、それでもやはり、示さなければならないものなのである。潜在的な可能性としてそうなのである。

いまだ現実に現れてはいないけれども、それの自律的な必然性として、現れていなければならないものなのである。存在の原理としてもすでに現れているし、知ることも理解することもできるものなのである。

そうである以上、現実に示さなければならないのである。非常に不十分で、漠然とした幻覚か錯覚としてしか示すことができないとしても、やはり示さなければならないし、また、すでに現実に示されているのである。


戻る。                   続く。


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