| index＜ 日誌 ＜ av表情 ＜ 22-80「おどろく①」p7 |
| そしてこの驚きが、怒りや恐れ、喜びや悲しみといった感情に移行するのは、それがその原因が分かってから後からなのである。「おどろく」というのは、そうした感情以前の表情なのである。 たとえば、楽しみの表情を取ってみても、やはり、その理由や原因といったものがあるのであって、そしてこの楽しみの理由、その表情の原因となったものは千差万別なのである。 楽しみ一つ取ってみても、現実世界では、それは無限の広がりと多様性を持つのであって、そうである以上、同じ「楽しみ」といったものは、厳密に言うと現実世界にはないと言って良いくらいなのである。正直に言うと、現実の世界に同じものなど一つもないのである。 |
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