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3、前兆。


それへの対応として、とっさの瞬時の行動に出て行けるように、そうしたポーズを維持している。それは何らかの新たな行動への事前の準備であり、その予兆であり、前兆なのである。そしてこれが、「あっ、あー」という発音が出るときの、身体の状態なのである。

人間が何かに気づいたり、思い感じたりするとき、それと同時にすでに人間の身体が、そうした姿勢や動きをしている。少なくともそうした直前の、事前の姿勢を取っている。

このときすでに、身体内部の血流や呼吸の動きがそうなのである。そしてまた、それを制御する神経系やホルモンの分泌がそうなのである。見える表情や身体の動きだけでなく、身体内部の生理の作用がそうなのである。


戻る。                   続く。


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