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2、意識。


それは自分の中の、肉体内部の目に見えない働きや作用のことであって、そしてそれに基づいて、そこからこれを感情として捉(とら)えているのである。また、そうやって自分で自分を意識しているのであって、そしてこれが自意識となっているのである。

感情や意識の根源にあるものは、このような自分自身の肉体内部の営みのことなのであって、この肉体内部の、自律的な生理や神経の作用に基づいて、そこから感情というのが意識されているのである。

そして、それはそれ以前に、すでに自分自身の肉体の表面的な変化、すなわち、表情やポーズ、そしてその動きの変化となって現れているのである。そしてこのような自分自身の中の変化というのが、否応(いやおう)なしに自分が自分であると意識させているのである。


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