| index＜ 日誌 ＜ av表情 ＜ 22-83「続、コトバの始め」p4 |
| 得体の知れない未知の衝動や本能といったものでさえも、自分自身の肉体の動きや表情となって現れてくる。あるいは情緒の不安、不具合、あるいは気分や気持ちといった目に見えない、自分自身の中にある心理的な動きとして意識されてくる。 そうやって始めて、自分で自分を自覚しているのである。人間が知り得る、または、知っている意識や思考といったものは、このような自分自身の肉体が持つ、内的で自律的な作用の反映に過ぎないのである。 このような、身体内部の作用に基づいて、意識や思考が成り立っているのである。そして、そうしたことが無意識の内に表現されているのが、自分自身の表情や仕草なのである。 |
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