| index＜ 日誌 ＜ av表情 ＜ 22-86「続、自然な表情」p5 |
| 現実世界では、そこにある、そこに存在しているというだけで、何らかの意味を持たざるを得ないのである。それは、本人の意志や理由とは関係のないことなのであって、それは、現実世界全体としてのバランスであり、要請なのである。 それを無視したり、拒絶したりすることは不可能なのである。これは存在の前提であり、条件なのである。私たち人間にとって、自分と関わりのないものは、この世に存在しないのである。 人間が何かを知るというのは、人間が知ることが出来るもののことなのである。そしてそれは、人間が関わり合い、関係していることのすべてなのである。それなしには、何も知り得ないのである。その必要もなければ、それを知る方法もなく、また、それを知ることもできないのである。 |
index＜ 日誌 ＜ av表情 ＜ 22-86「続、自然な表情」p5