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3、要素の変異。


つまり、表面に現れたすがたカタチは、それがいくら変わったように見えても、結局は、その出所といったもの、原理や理由といったものは、同じであるということだ。

そして、もしもこの原理や理由といったものが、当初のものと根本的に異なるものであるとすると、それはその時点で、すでに当初のものとは別のものになっている。別のものを見ている、ということである。

すなわち、それを動かしている根源的な要素や要因といったものが、初めのものとは、別のものに移り変わっているということである。そして、これは本来別のものなのである。

それは、その中の要素の順位や組み合わせ、そしてその結合の仕方が変わった、というレベルではないということである。これらを構成している要素自体が、変わってしまったということである。入れ替わるか、削除されているか、追加されているのである。


戻る。                   続く。


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