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涙(ナミダ)の成分は、血液から養分と赤血球を濾過した液体成分である。これは何らかの衝撃や、心理的に感情が激高したときに血流が眼球の背面に溜まるからである。溜まって行き場を無くした血液が、まわりの緊張する筋肉や血圧に圧迫されて、絞り出されて外に出てきているのである。 つまり、目というのは、人間の身体の中で最も外気に曝(さら)されている、弱くてデリケートな部分であって、体内の血液が最も外気に触れやすい部分なのである。肉体内部が外部に露出したような状態なのである。なおかつ、神経が集中している場所でもあって、ここに血液が溜まりやすくなっているのである。 だから感情が爆発したときなどに、ここの血液が圧迫されて、濾過されて涙が出てきやすくなるので。だからまた、悲しいときだけでなく、嬉しいときにも涙が出てくるし、アクビをしたり背伸びしたりするときにも、眼球の周りに血液が溜まりやすく涙となって出てくる。 |
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