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信じるもの、信じようとするもの、信じることができるもの、信じなければならないもの。・・・そうしたことは、人間が生きて行く上でどうしても必要なことであって、そしてこれが信仰なのであり、そしてこれが全体として集められて体系化されたのが宗教ではないだろうか。 神話ではこれが物語りというカタチで現れてくるし、後にそれが生活スタイルや、人間同士の間の関係や、その上下の関係を規制する「神」というカタチで現れている。神というイメージのカタチが人間社会全体のシステムを生成してきたのである。あるいはまた、、既存のシステムがそれを要求したのである。 それは、人間の生き方や、そのルールとマナーを定めてきたのである。それはつまり、人間が信じるもの、信じようとしているものであり、信じなければならないものとされているもののことである。 |
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