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そしてまた、この私たちが信じようとしているものの正体が、私たち自身の肉体内部から来ているのである。私たち自身の身体のカタチとその仕組み、そしてその生理と神経の反射作用の全体がそうなのである。それは数万数億年に渡る、私たちの祖先の記憶とその遺伝の結果なのである。 私たちは、同じものを見たり経験したりしても、その時代や地域の環境の相違によって、その感じ方といったものが大きく異なってくる。それは、時代や地域によって、それぞれに生きて行く条件や、それに伴う「信じるもの」の意味が異なってくるからである。 そしてこの信じるもの、その条件といったもの、そして自分自身の経験や感じ方といったものの、そうしたことのすべてが、自分自身の肉体の感じ方に依存している、ということなのである。 |
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