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6、カラッポの自意識。

これはメーカー系列であっても、地方の公共工事であれ、日本の経済自体がこれでもって成り立っていて、ほとんどこれだけなのであって、これに基づいて価値観や生活様式、そして思考と行動のパターンといったものが成り立っている。

それだけであり、それで十分であり、それ以外の生き方をしてもらっては困るという、そうした閉じて自己完結した世界なのである。何も変わらず、変わってもらっても困るという、そうした化石のような世界なのである。

これはケイレツがそうであり、公共工事がそうであり、社会全体がこのように意図的に計画され仕組まれた世界なのである。思考や行動のパターン、および性格や気質・気性、それに好みの傾向や、それが指向する方向といったものが、そうなのである。そのように仕組まれ、そのように求められ、そしてそのように誰もが全力で働いてきたのである。


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             続く。


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2019-0831-0909