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このような自分たち、すなわち「日本人」同士で仲間化し迎合するというのは、下は人民から上な政治のトップに至るまで徹底している。トップもまた迎合し仲間であろうとするのである。 何よりも自分もまた同じ人間でないと耐えられないのである。大東亜戦争のときにも遂に独裁者が現れなかったのもそうである。日本という社会と人間がそれに馴染めないということなのである。 だからまた、その限りでの宗教なのであって、またその限りでどんな宗教でも平気で重複して信仰するのである。 |
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